前年比6.9%減
川崎市は今月7日、一般会計が8年連続過去最高となる8785億円の2022年度当初予算案を発表した。このうち、高津区の予算案は9億1310万5千円で、前年度比6740万9千円減(マイナス6・9%)となった。
「地域連携で計画進捗を」
今回発表された予算案で高津区が重点を置いたのは「安全・安心なまちづくりの推進」(1407万5千円)。この中には、溝口エリア周辺をモデル地区に進められている川崎市の脱炭素戦略に基づく「脱炭素アクションみぞのくち」が含められており、区担当者は「地域の事業者や団体と連携しながらプロジェクトの創出に取り組んでいきたい」としている。
また「高津地区、橘地区の防災訓練継続実施」なども盛り込まれており、感染症対策を含めた避難所運営体制も強化していく。その一環として自主防災組織と連携した避難所開設訓練などを計画的に実施していく方針などを打ち出している。
周年事業で地域愛醸成へ
「高津区制50周年の取組」(200万円)は新規の事業。「記念イベントの実施や、その他事業により区内の多様な主体と連携しながら区の魅力を発信し、区民の地域への誇りや愛着を育み、地域のつながりづくりを推進する」としている。
「まちのひろば」創出も
「多様な主体との連携による地域コミュニティ活性化の推進」(1370万7千円)では、まちづくりに関心のある区民や、地域における誰もが集える居場所「まちのひろば」の創出に向けて取り組んでいく方針。
「すこやか・支え合いのまちづくりの推進」(262万6千円)では「高津公園体操」の普及促進や、健康づくり活動団体の交流を図り、介護予防・健康寿命の延伸、多世代交流、見守り活動など共に支え合う地域づくりに繋げていくとしている。
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