志高く真摯に市政へ 市政リポート 67 「市内の木材利用促進」について 川崎市議会議員 さいとう伸志
3月9日に開かれた予算審査特別委員会において私は「川崎市内における木材の利用促進」について、市長とまちづくり局長に尋ねました。
民間への木材活用促進
川崎市は、国産の木材の利用を促進する方針を2014年に策定。以来、様々な取組みを推進し、新年度の予算案にも2000万円余が計上されています。この予算の使途について市は、利用促進フォーラムの運営や普及啓発等のために充てる、としたほか「民間建物等に木材を活用する取組みに対し費用の一部を支援したい」と答弁がありました。
取組み継続を明言
木材利用について、市民の方々や民間企業に広く周知し、理解を深めてもらう事は「脱炭素」という観点からも非常に重要です。市ではこれまで、市民が木に触れる機会を創出するため新設の小学校や一部区役所のエントランスを木製にしたほか、昨年12月にはラゾーナ川崎でPRイベント等も実施。また2019年度からは民間建物の木質化の取組みには補助金が出る仕組みも整備され、商業施設のフードコートや金融機関の待合室など、多くの市民が利用するスポットで木材が利用される機会が増えました。市では「2022年度からは、企業のエントランス等も補助対象にする」などと、取組みの継続を明言しています。
「重要性」、市長も認識
また市長からも「国産木材の利用促進は、脱炭素社会の実現やSDGsの達成のためにも効果的な取組み推進が重要」といった答弁があり、さらに「林産地などと連携した地方創生」への決意を述べています。
私の出身は、林産地でもある秋田県です。こうした取組みが、川崎市と故郷をつなぐ「架け橋」となるよう、微力ながら今後も努めて参ります。
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4月19日