小川くにこ県議にインタビュー 編集・制作/政策科学総合研究所 連載236回 「くにこ」の県庁見聞録 女性支援新法
司会)くにこさん、すごく嬉しそうですね。
くにこ)わかります?7年越しの活動が実りそうなんです!
司会)7年越しとは?!
くにこ)「売春防止法の抜本的な改正又は新たな法整備を求める意見書」を7年前に国に提出しましたが、それが実現しそうなんです。売春防止法は戦後の混乱期の制定以来70年以上改正されず、これを根拠法にDV〜家庭内暴力から逃れる女性達への保護や支援が行われてきました。DV法も制定されましたが、相談機関設置が売春防止法を根拠としていますから、おのずと限界があります。だから、現代にあうように法を改正するか、新法制定し、DV被害者への支援拡充を国に求めてきたんです
司会)ふむ。DVって多いのですか?
くにこ)国の調査によると今やDV経験がある人は女性は3人に1人、男性は5人に1人です。
司会)エエッ?そんなに多いんですか?
くにこ)1度でもDVの経験がある人という数字ですが、驚きの数字です。コロナ禍でDV増加が心配されてもいますし、被害者への十分な保護支援を行えるよう訴えてきたんです。
司会)どんな活動をされたんですか?
くにこ)まず、この意見書を県内自民党選出国会議員事務所に送り、女性保護施設の方々の話を聞いてあげてほしいとお願い。党本部女性局にも要望し、担当大臣に直談判もしました。全国の女性地方議員にも同様の意見書を提出してもらえるようにお願いしたり。そして、やっと今国会で審議され、成立すると報道されています。先輩有識者の方々の大いなる努力の元に、超党派女性議員による議員提案です。私たち地方議員は縁の下のサポートですが、神奈川県発の意見書が元になっていますので、新法成立を期待し政策実現の準備を今後もしっかり取り組んでいきますよ。
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4月19日