高津区制50周年を記念したプロモーション動画がこのほど完成し、4月27日から公開された。区民が参加して制作した記念ロゴマークのコンセプトに沿ってさまざま人や場所を紹介し、区の魅力発信や地域への愛着、誇りの醸成を目指している。
高津区役所は、50周年記念事業のテーマを「Touch Takatsu! Touch Tomorrow!〜これまでの高津区に触れ、未来の高津区に触れる」とし、記念ロゴマークと動画の制作を進めてきた。昨年11月と12月には、区民参加型のワークショップをオンラインで実施。区内をエリア分けして6グループに分け、地域資源やその魅力について参加者60人ほどが意見を出し合った。子どもの居場所として「夢パーク」、地域住民の憩いの場として「久地円筒分水」などが高津区の魅力に挙げられ、ロゴマークはこれらの意見を反映して2月に完成。区内のさまざまな場所や人、資源などがカラフルなイラストで描かれている。
若者がインタビュー
今回公開された動画は3種類。「Touch Takatsu! Touch Tomorrow!」は、ロゴマークのコンセプトに沿って「夢パーク」や「歴史」、「ブレイキン」、「文化」、「農業」など、高津区の魅力を紹介する5分57秒の動画だ。区内在住の若者たちが実際に地域の施設や企業、店舗など各所を訪れ、当事者たちに「未来の高津区に残したいもの」や、子どもたちに伝えたいことなどをインタビューする構成となっている。
他にロゴマークを紹介する動画と、地域住民らのメッセージを集めた「50周年おめでとう」動画も公開。「おめでとう」動画には区とまちづくりに関する協定を結ぶ川崎フロンターレの公式マスコット「カブレラ」も登場している。区まちづくり推進部の担当者は「都会ながらさまざまな顔を持つ高津区の魅力や面白さを、動画を通して知ってもらえたら。次世代を担う若者たちが今の高津に触れ、未来を考えるきっかけになれば」と話している。
動画はユーチューブの「たかつ区チャンネル」で視聴が可能。今後、50周年記念事業で活用していく方針だ。
なお、区では「区制50周年記念」の冠を付けられる民間や各種団体主催の事業をあわせて募集している。記念の年をみんなで盛り上げ、地域でのつながりづくりや区の魅力発信を進めようというもので、承認されるとロゴマークの使用や区の広報媒体でのPRも可能になる。詳細は区ウェブサイトで確認を。
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