区民の憩いの場などとして広く親しまれている「高津区市民健康の森」(たちばなふれあいの森)で、3年ぶりとなる「ホタル観賞会」が行われる。
このイベントを主催するのは区民有志などで構成される「高津区市民健康の森を育てる会」(宮寺貞文会長)。同会は、保全などを手掛けているこの森を「ホタルの里」とするべく16年前から活動。源氏ホタル幼虫の放流を継続している。
直近2年は「ひっそり」
かつては同会メンバーが卵の採取や孵化、幼虫の育成などを手掛け、近隣にある橘小学校の児童たちと一緒に放流イベントを行うなど地域を代表する風物詩の一つだったが、直近2年は状況が激変。コロナ禍に見舞われ、大々的な周知が手控えられていた。しかしこの間も、ホタルの育成は行われ、地元の人たちが密かに来訪し、光の舞を楽しんでいたという。
今年は「本来スタイル」
今年はしっかりと対策を施し、3年ぶりに本来の鑑賞会スタイルを復活させる。実施は5月27日(金)から29日(日)までの3日間。午後7時半から9時ごろまで、幻想的な光の舞を楽しめる予定。
宮寺会長は「期間中は現地で会員が待機するので、初夏の風物詩を楽しんでもらえれば」と話している。
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