参加者が輪になり、即興で一つの音楽を作り上げる打楽器のアンサンブル「ドラムサークル」。「年齢も経験も障害の有無も関係なく成果も求められない、みんなで『遊ぶ』音楽」と、その魅力を語るのは高津区在住で音楽教室を営む川野めぐみさん(48)。楽譜もなく各々が自由に叩くその楽しさに衝撃を受け、ドラムサークルを行っているサルサバーに夜な夜な繰り出していたことも。参加、運営に携わるようになり、自身も太鼓を購入してイベントを行うようになった。子どもたちがいきいきと楽しむ姿も目の当たりにし、「地元高津でもっと広めたい」との思いから「リズムフェス」を企画した。
「誰でもたたける!鳴らせる!楽しめる!お外でドンドコ太鼓遊び」を掲げる今回のイベント。会場ではアフリカンドラムを中心とした世界の太鼓を円形に並べ、誰でも自由に触ることができる。川野さんがガイド役を務めるドラムサークルの体験イベントや世界の民族楽器体験、ひょうたん楽器を作るワークショップのほか、駄菓子販売やキッチンカーの出店も。「気軽に楽しめるので、とにかく来て、体験してみてほしい」と川野さんは話す。10月2日(日)、会場は多摩川緑地(二子第2球場)で午前10時30分から午後3時。少雨決行、荒天中止。(問)区地域振興課【電話】044・861・3133。
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