志高く真摯に市政へ 市政リポート31 川崎港の取組み等について 川崎市議会議員 さいとう伸志
平成30年第2回川崎市議会定例会が6月4日から始まりました。私は今年度から環境委員会に所属しております。
環境委員会は、環境局、港湾局、上下水道局、交通局を所管し、市全体のごみや環境、港湾、水道、市営バスなどについて調査、審議をします。今回は川崎市の港湾の取組みについてご報告します。
川崎港の貨物取扱量や誘致について
川崎港では2017年のコンテナ貨物量取扱量が過去最高を更新して順調に推移しております。
しかし、昨今は国内外で港湾機能の強化や競争が激化しています。川崎市では今後更なる取扱量の増加をめざし、官民一体でつくる「川崎港戦略港湾推進協議会」が中心となって、ポートセールス(港の良さを伝え、船舶・貨物を誘致すること)に力を入れています。その結果、中国・東南アジアを中心としたコンテナ定期航路が12年以降に相次いで開設され、今年に入ってからも新たに3つの航路が開設されました。
また、港湾機能についても荷さばき地の整備や新たな照明設備の設置など更なる機能強化を図り、好調な取扱量の状況を継続、発展していけるよう引き続き取組みを進めていきます。
ホテルシップ誘致
川崎市では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中の宿泊施設としてクルーズ船をホテルとして活用する「ホテルシップ」の誘致を進めています。
オリンピック・パラリンピックをインバウンド(訪日観光客)誘致の好機と捉え、船舶を活用したイベントなどを通じて多くの方に川崎港を訪れてもらえる機会にしたいと考えています。そのためにも大切なのは受入環境の整備です。川崎港は工業港として発展してきた経緯からクルーズ船の寄港実績はわずかです。また、受入れには国の規制など解決すべき課題は多岐に渡ります。
オリンピック・パラリンピックの開催まで約2年。すでに東京港は受入れを決め、動いています。
せっかくの好機を生かすためにも受入れに関わる改修や調整を市に確認し、早期に対応するよう質しました。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月12日
4月5日