神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
高津区版 公開:2018年7月13日 エリアトップへ

千年新町千年 子ども会増員へ新企画 2団体が共同イベント

社会

公開:2018年7月13日

  • X
  • LINE
  • hatena
イベントを企画した保科さん
イベントを企画した保科さん

 千年新町と千年の子ども会ら主催のレクリエーション大会「やってみよう」が7月22日、市立橘小学校の体育館で開かれる。子ども会の会員減少に歯止めをかけようと共同で初めて実施するもの。主催者は「地域で子どもたちを育てる『子ども会』の楽しさを再発見してもらたら」と呼びかける。

 当日は地域の中学生や大人から漫画や絵画の描き方を学んだり、大学生らとのアニマルバルーン作り、そしてシニアから囲碁や将棋を学ぶことができる。午後1時30分から3時30分まで。

 イベントを企画したのは千年新町子ども会相談役の保科卓也さん(44)。同会の会長を長年務めた保科さんは子ども会の会員減少を受け、「自分たちで改めて子ども会の良さを伝えていかなければ」と決意。昨今の子ども会のイベントはスポーツが主で、運動以外の楽しさを届けられていないことも児童の参加率減を招いていると判断し、今回文化系のイベントを考えた。保科さんは「家庭教育と学校教育の間にあるのが地域教育。それを支えるのが子ども会。共働きの家庭が増え、学校の先生たちも多忙化している。子どもたちを地域で見守り、育てる役割は今後ますます重要になっていく」と子ども会の意義を語る。

 今回のイベントでは児童が中高、大学生や高齢者と接点を持つことに着目。「近所に暮らす年上のお兄さん、お姉さんと交流することで、将来への憧れや今後の付き合いがうまれたり、中高生にとっても年下を指導することが良い経験になるのでは」。また、登下校時などにすれ違う地域の高齢者と日ごろから顔の見える関係ができればと、ゲームを通じて交流する場を設けた。

 イベントは子ども会会員以外の参加も歓迎。実施には両子ども会のほか、橘小学校や橘中学校、橘地区子連も協力する。保科さんは「イベントを通じて子どもや保護者に子ども会の良さを再発見してもらえたら。これからも独自の企画で楽しさを届けていきたい」と話す。

 イベントの詳細問合せは千年子ども会事務局北見さん【電話】044・766・5513へ。

高津区版のトップニュース最新6

溝口神社で「こどもフェス」

4月29日

溝口神社で「こどもフェス」

SDGs関連の試みも

4月26日

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

市制100年で1万発に

多摩川花火大会

市制100年で1万発に

今年の開催概要決まる

4月19日

「おいしさの技術」に迫る

県立川崎図書館

「おいしさの技術」に迫る

「食」テーマの企画展、話題に

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月12日

「しあわせ職場賞」に喜び

久地「日本理化学工業」

「しあわせ職場賞」に喜び

障害者の働き甲斐、支援

4月12日

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 4月15日0:00更新

  • 4月8日0:00更新

高津区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

高津区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook