西高津中学校の生徒たちがアフガニスタンにランドセルを寄贈する「想い出ランドセルギフト」が10月6日、高津小学校で行われた。高津小おやじの会と西高津中おやじの会が主催。
今年で2回目の同企画。2団体がNGO団体ジョイセフと協力し、「途上国の子どもたちが安心して勉学に励めるように」との思いで始まった。
当日は生徒や保護者10人がランドセルの寄贈だけでなく、アフガニスタンの教育現場を紹介した動画も視聴。10代前半で少年兵になり、十分な教育を受けることができない厳しい現状などを見つめた。生徒の一人、1年生の室田恵麻さんは「自分のランドセルがアフガニスタンの子どもたちに使ってもらえれば」と参加。思い出の品を託した。
高津小おやじの会会員の飯沢和久さんは「ランドセルが集まることは嬉しいが、数だけが全てではなく『助けたい』という気持ちが大切。今後も継続していきたい」と振り返った。
企画に協力したジョイセフはこの取り組みを14年前から始め、18万個以上のランドセルをアフガニスタンに届けている。ランドセルを受け取ったなかには医学部に進学した人もいるという。
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