交流を深め企業の活性化を図ろうと、北九州市と高津区内のものづくり企業の初の交流会が11月2日、ホテルケイエスピーで行われた。
主催は川崎市東京事務所と北九州市東京事務所。中小企業を中心としたものづくりの街など川崎市と類似する北九州市の企業と交流することで、新たなビジネスチャンスやネットワーク構築を図る。
当日は高津工友会に所属する企業16社と北九州市の企業11社が参加。代表企業による取り組み紹介では、北九州市はシャボン玉販売株式会社の第二営業部兼販売管理課統括課長の平元英之さんが自社の取り組みを発表。川崎市は、高津工友会の青年部部長を務める岡崎哲也さん(テック電子工業)が、同会が今年製作した企業案内冊子、会員3社が共同で開発した「大豆選別機」の紹介など、事例を発表した。
質疑・意見交換では、技術に関する質問から若手の育成方法など、共通する課題への意見交換を行った。
平元さんは「(高津工友会が)個々の企業ではなく、集合体としてブランディングしていることが興味深かった」と話し、岡崎さんは「自分らだけでなく、北九州市の方たちと、互いの特徴を生かした取り組みを一緒にできれば」と期待を込めた。
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