高津区役所1階市民ホールの資料コーナーやキッズスペースが2月18日、リニューアルする。「雑然として利用し難い」、「全体的に暗い」など、区民からの意見を受けて、現在、区は環境改善に乗り出している。
区役所1階ホールは、ロビーや総合庁舎案内、住民票や戸籍関連手続きなどを行う区民の待合スペースとして広く利用されている。
特に近年は人口増加などにより、待ち時間増加で待合室として利用する人が多い。区民の意見を募る「たかつ一言ポスト」には、待ち時間改善や「キッズスペースコーナーが利用しにくい」「建物全体が暗い印象」など、ホール全体に対する意見が寄せられていた。
これを受けて区は、ホールの環境改善に今年度から取り組んだ。市が行う「Wood-Education推進事業」と連携し、ホール内に設置される資料棚とキッズスペースの床などに宮崎県産の杉材を使用。
デザイン性あるシェルフでホールに統一感をだし、キッズスペースは、お絵かきコーナー設置や、川崎西ロータリークラブとJAセレサ川崎から寄贈された絵本が新たに加わる。
区担当者は「子連れでいらっしゃる方も多く、こうした取り組みで、少しでも心地よく過ごせる空間になれば」と話す。
また、区は今年度中に、ホールの照明を明るいものに代えていくという。
ワークショップの開催も
今回のリニューアルに合わせ、同ホールで2月18日(月)、木材を使った無料ワークショップを開催。
国産木のカンナくずの「ウッドフラワー」(10歳以上対象)と端材を使った「コロコロカー」(4歳以上対象要保護者付添い)を作る。午後2時から4時。参加希望者は当日直接会場へ。
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