小学校入学前の幼児と保護者を対象とした交通安全教室が3月9日、若竹幼稚園(子母口)で行われた。
「親子で学ぼう!春のクルマ事故ゼロ教室」と銘打たれたこの催しは、「コスモ石油」を運営するコスモエネルギーホールディングス株式会社が全国規模で実施しているもの。神奈川県内では、茅ヶ崎市に次いで2カ所目の開催場所に選ばれた高津区内には、交通量の多い尻手黒川道路など事故の危険性が高いとされる場所が幾つもあり、保護者の要請などに応える形での実施となった。
親子150人が参加
当日は、若竹幼稚園に通う園児と保護者ら150人が参加。日本交通安全教育普及協会の彦坂誠氏などが講師として登壇し、交通事故から身を守る方法などを丁寧に説明した。また映像を使ったシミュレーター講義では、子どもたちが歩行者になり、横断時の左右目視や渡り方などを身に付けていた。
息子の健ちゃん(3)と参加した高木崇さん(47)は「映像で丁寧に教えてくれたので分かりやすく、親子で勉強になった」と話していた。
高津署主催の取り組みも
一般的に子どもは小学校入学とともに行動範囲が広がり、保護者の目も離れやすくなる事から、高津警察署でもこうした交通安全教育に力を入れている様子。保育園や幼稚園などの依頼があれば交通マナーを身に付けることができる安全教室を適宜実施しているという。
また例年、新入学シーズンにあわせ同警察署の母の会が地元の新小学1年生全員に「反射板」や啓蒙チラシを配布するなど、園児や児童を事故から守る取り組みを日々、続けている。
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