猛暑で救急搬送が急増 消防局の昨年データまとめ
川崎市消防局は6日、2010年の火災と救急搬送件数についてまとめた速報を発表した。熱中症による搬送の増加が押し上げ、全体の救急出場件数が増加する結果となった。
速報値によると、救急出場件数は2年連続の増加となり、10年は5万8117件。前年と比べて1676件増加した。搬送人員を種別にみると、急病が全体の67・4%にあたる3万4689人。次いで一般負傷が14・2%の7321人、交通事故が8・8%の4550人だった。搬送人員全体の59・8%にあたる3万800人が入院を必要としない「軽症者」だった。
10年の特徴は、前年と比べてインフルエンザによる救急搬送が減少したものの、猛暑の影響で熱中症の救急搬送が急増した。09年の77人から10年は5・4倍の412人となり、出場件数増加の一因となった。
10年の火災件数は388件で09年の372件から16件増加した。火災原因別にみると、放火(疑い含む)が全体の28・6%にあたる111件。前年と比べ6件増加し、依然として出火原因のトップになっている。火災による死者は11人で前年より3人増加した。
市消防局では市民に放火をされない環境づくりと住宅用火災警報器の早期設置の協力を求めている。救急車の利用については、軽症者の搬送が6割を超えていることから、重傷者の搬送に支障がないように適正利用を図るため、川崎市救急医療情報センター(【電話】044・222・1919)やサポート救急制度の利用を呼びかけている。
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4月19日