西菅小 地元食材使ってフレンチ給食 菅仙谷在住の一流シェフが腕振るう
区内の川崎市立西菅小学校で先月25日、地元の食材を使った一流シェフのフランス料理が給食として全校生徒340人に振舞われた。菅名産の「のらぼう菜」が一流フレンチに生まれ変わって登場し、子どもたちはいつもと違う味わいを楽しんだ。
この日、学校の厨房に立ったのは、菅仙谷在住で「ローズホテル横浜」(横浜市中区)の総料理長を務める小林誠一さん。川崎市が認定する「かわさきマイスター」にも選ばれている。今回の取り組みは、給食の献立づくりや調理を通じて、子どもたちに地産地消や食の安全、ものづくりの楽しさを知ってもらおうと、川崎市が食育事業の一環として企画。菅のらぼう保存会とセレサ川崎農業協働組合が食材を提供して実現した。
出来上がった献立は、「いろいろな味付けを楽しんでほしい」と考えられた8品。「のらぼう菜とパスタのスープ、ミルファンテ」「若鶏とマッシュルームの軽いクリーム煮込み」「豚フィレ肉のロースト、粒マスタードとパセリ風味」などが彩りよく並べられた。
「のらぼう菜は香りもよく、どのようにも使える食材。余計なものを加えずにスープに仕立てるのがいい。これからはレストランのメニューでも使ってみたい」と小林さん。
美味しそうに味わっていた6年生の熱方萌里さんは「食材の味が引き立てられ美味しかった。のらぼう菜の味もよく分かり、すっきりするような味わいだった」と話していた。
菅のらぼう保存会の高橋孝次会長は「フランス料理のおもてなしの心が伝わったようで、子どもたちにとっては忘れられない思い出になったと思う」と話していた。
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
|
|
|
|
|
|
4月19日