川崎市 クールビズを拡大 電力不足に対応
川崎市では、東日本大震災に伴う電力不足の深刻化に対応するため職員の「クールビズ」を実施した。実施は5月1日から10月31日まで。
普段から地球温暖化対策として庁内の省エネルギーに取り組んでいるが、今年度は東日本大震災による電力不足の影響から「クールビズ」の開始を6月1日から5月1日に、終了を9月30日から10月31日までに拡大。例年より2ヵ月ほど延長する形になった。
クールビズはノーネクタイ・ノー上着。区長を含め全職員が実施する。
多摩区役所総務課によると、5月中、送風はしているが、冷房を入れる予定はなく、総務課長の判断で電源を入れるという。窓口に訪れた市民からの問い合わせや苦情などのトラブルになることはこれまでにはなかったという。
総務課の佐藤俊也さんは「軽装だと動きやすい。暑さをしのぐことができるので、効率面はプラスになった」と話していた。
全国の自治体でも例年の時期を前倒しして「クールビズ」を実施している。
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3月29日