区役所が観光ガイドを募集 7月から全6回の講座
多摩区の観光案内人を育てようと、多摩区役所地域振興課では「観光ボランティアガイド育成セミナー」を開く。同課では区民から受講者を募集している。
講座は全6回で、7月1日から10月7日までの毎月第1・第3金曜日。場所は多摩区役所11階会議室。実地研修のみ区内の観光地で行う。募集は20人。対象は全6回のセミナーすべてに参加可能で、セミナー終了後は観光ボランティアガイドとして積極的に活動できることが条件。参加費は保険料として100円。
多摩区には川崎市立日本民家園や川崎市岡本太郎美術館といった多くの文化施設が立地している。今年9月には「藤子・F・不二雄ミュージアム」がオープンし、来年には川崎市青少年科学館がリニューアルオープンする。
セミナーは、区民の目線でこうした文化施設の充実を機に観光を視点としたまちの活性化を図るのが狙い。
多摩区役所では新規事業として観光振興・タウンセールス推進事業を平成23年度多摩区地域課題対応事業予算に組み込んだ。予算は約924万円。観光人材の育成・発掘のほか、「藤子・F・不二雄ミュージアム」開館に向けたプロモーションに充てられる。
セミナー前半は「ホスピタリティーについて」(7月1日)、「多摩区観光資源について」(7月15日)、「観光ガイドの心得について」(8月5日)。地理や歴史にも触れ、接客マナーを実践的に学ぶほか、案内方法を実際に活躍しているガイドから学ぶ。
セミナー後半は「観光コースの設定について」(9月2日)、「観光ガイド実地研修」(9月16日)、「ツアーに向けた準備」(10月7日)を学ぶ。
申込みは6月17日までにハガキに住所・氏名・年齢・電話番号・応募理由を明記の上、多摩区役所地域振興課(〒214―8570多摩区登戸1775―1/【FAX】044・935・3391)へ。問合せは電話(【電話】044・935・3239)でも可。
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3月29日