多摩区版 掲載号:2011年5月20日号
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4月に多摩消防団の4代目団長に任命された 松澤喜義(きよし)さん 長沢在住 64歳

地域のことを最優先に

 ○…昭和26年から続く多摩消防団。本団と2つの分団を統括する舵取り役に就任した。28歳の時、「地元のためにできることから頑張ってみよう」と入団して以来、常に地域のことを最優先に考えてきた。36年経った現在、4代目団長として160人の団員をまとめる大役を務めるようになった。「重責を感じているが、信頼される団長にならないと」と表情を引き締める。

 ○…高校卒業後、父親の死を境に「それならば地域のためになることをしたい」と考えるようになった。そこで立ち上げたのが、ボランティア団体の「青空会」。老人ホームの慰問や地域の盆踊りの企画・運営などに関わってきた。旗揚げ公演で演劇を行った時、消防団に誘われたという。「地域を見ることができる仕事にしたい」と消防団の仕事と掛け持ちできるように職業も自営業を選んだ。プロパン配達を通して地域を今も見守る。

 ○…消防団の活動の中で、最も印象に残っているのは21年前の民家園で起こった火災。真夏の夜8時頃、地域祭りに参加中、火災を知らされバイクで現場に急行した。かやぶき屋根に勢いよく放水したため、藁が部分的に跳ね返った。その藁に火元が残っていないか、一枚ずつ裏返す確認作業に追われた。真夏の作業だけに体力の消耗を懸念し、消防署と消防団が交代で作業にあたることを提案。こうした判断力が消防団での信頼につながっている。

 ○…東日本大震災が発生した際、団員同士も携帯電話での連絡が取れなかった。その反省を踏まえ、震度5以上の地震が起きたときにはバイク、自転車、徒歩に限って予め決められた部署へ向かうこととした。「いざというときのために日頃から家族で対策を話し合ってほしい」という。消防団長に就任し、一ヵ月の半分は予定がぎっしりだが「現場には行く。現場に行かない指揮官は信用されないから」。多忙な日々が続きそうだ。
 

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