思い込め「たまくらぶ」 若手経営者の交流会発足に タウン誌の発行めざす
若手経営者の視点で多摩区に新しいムーブメントを――。登戸駅や向ヶ丘遊園駅周辺の飲食店経営者らが集まり、地域活性化を図ろうと企画を練っている。仕掛けの第一弾として、地元の魅力ある店舗を紹介するタウン誌の発行をめざすという。
「若い世代の自分たちが地域を越えてまとめていく役割になりたい。商売をしている人と住民が触れ合って楽しく賑わう地域になるといい」。そう話すのは登戸で飲食店を経営する畠中裕一さん(46)と井野大輔さん(40)、原田健さん(40)。
3人を含めた飲食店経営者5人が中心となって発足したのが『たまくらぶ』。メンバーの思い「多摩区ラブ」になぞらえて命名したという。知り合いの経営者に呼びかけて5月24日に初めて開いた会合には約20人が集まった。レストランやバーなどの飲食店を経営する30代、40代が中心。「街中ではすれ違ってはいたが、お互いに初めて挨拶をした人が多かった。横のつながりを持ちたいと考えていた人が集まった」と原田さんは話す。
6月21日にも会合が開かれ、経営者同士の交流を深めた。飲食店以外の業種にも広がり、還暦を迎えるメンバーもいるという。
メンバーらは地域活性化を図るイベントの開催に先駆けて、地元の魅力ある店舗を紹介するタウン誌2万部を今月中に発行する計画。井野さんは「大手と違って個人店はなかなか宣伝するのが難しい。地域を挙げて盛り上がる仕組みや環境を作ることが大切」と話す。
タウン誌の発行を足掛かりに、今後は地域住民が参加できる大規模なイベントの開催をめざすという。畠中さんは「地域や商店街を越えても多摩区は一つ。若い世代が旗振り役になって新しい動きの取っ掛かりをつくりたい」と話している。
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4月19日