緑ヶ丘霊園新霊堂建設 料金改定等へ意見求める 結果公表は11月下旬
川崎市は今月から、川崎市緑ヶ丘霊園の新霊堂建設に伴い、利用料金や使用方法等を定める川崎市霊堂条例の一部改正に向け、市民意見を求めるパブリックコメントを実施している。平成24年4月の改正条例施行と同時に新霊堂の開設を目指す。
同霊園は多摩区と隣接する高津区下作延と上作延に広がる約59ヘクタールの公営墓園・緑地公園。墓地は約2万5000区画ある。
緑ヶ丘霊堂は埋葬場所が無い遺骨の収蔵施設として昭和40年に建設された。収蔵可能遺骨数1万4500体に対し平成22年度末の収蔵数が1万4116体に達し、今年度中に飽和状態になると想定されている。
その為、市では新たに収蔵数1万2000体の新霊堂を建設し、参拝施設や休憩施設などのリニューアル整備することを決めた。
これに伴い▼受益者負担の原則に基づく新霊堂使用料の改定で3万2000円と想定▼管理運営方法を見直し、これまで無期限だった使用期間を20年とする▼既存霊堂の今後の取扱い--などを盛り込んだ改正条例の施行に向け、市民の意見を反映させるパブリックコメントを実施することになった。改正議案を議会に提出し、平成24年4月に条例施行と新霊堂の開設を予定している。
パブコメは今月30日(火)まで受付けており、結果の公表時期は11月下旬を予定。資料の閲覧や配布、応募方法は、各区役所市政資料コーナーや川崎市ホームページ(http://www.city.kawasaki.jp/)などで行っている。応募は、電子メールやFAX(044・811・6251)、郵送または持参などでも受付けている。問い合わせは川崎市建設緑政局緑政部霊園事務所(【電話】044・811・0013)へ。
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3月15日