民家園に「五箇山」来たる あす、あさって交流イベント
幻想的なこきりこの舞い（写真＝日本民家園より提供）
川崎市立日本民家園であす15日（土）と16日（日）、合掌造り民家のふるさとでもある富山県南砺市「五箇山」の伝統芸能公演「こきりこ」と観光物産展が開かれる。
五箇山は１９９５年に世界遺産に登録され、日本民家園にある合掌造り旧江向家、旧山田家、旧野原家３棟のふるさと。「こきりこ」はその五箇山で受け継がれ、日本最古の民謡ともいわれる。「ささら」と呼ばれる竹の板を半円状に重ねて音を出す楽器を使用し、独特な雰囲気を漂わせる。当日は「越中五箇山こきりこ唄保存会」が出演し、合掌造りを背景に踊り手が幻想的に舞う姿を披露する。開催時間は両日とも午後３時から３時30分までと午後７時から７時30分までの２回。会場は園内旧佐々木家前庭。
南砺市の物産展では「五箇山和紙」「城端絹織物」「漬物」「菓子」などの特産品販売がある。同市職員による観光情報の提供コーナーも設置される。15日は午後２時から５時までと午後６時から８時まで。16日は午前11時から午後５時までと午後６時から８時まで。会場は旧野原家。
入園料は通常料金。一般５００円、高校・大学生３００円、中学生以下無料、65歳以上３００円（市内在住者は無料）。開園は午前９時30分から午後５時まで。
この両日は「夜の民家園」を開催し、午後６時から８時まで開園する。入園料は一般３００円。
問合せは同園（【電話】０４４・９２２・２１８１）。
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