地道に普及 協会10周年 ターゲット・バードゴルフ
空き地やグラウンドを使ってフルスイングでゴルフを楽しむ――。
川崎市ターゲット・バードゴルフ協会(関山輝弥会長)が今年12月で創立10周年を迎える。地道に普及活動に取り組み、会員数を年々増やして現在はシニア層を中心に55人。体育の日の今月10日、10周年を記念して式典や大会を開催した。
ターゲット・バードゴルフ(TBG)は通常のゴルフをミニ化した競技で、バドミントンのような羽がついたボールを使用する。傘を逆さに広げた形状のホールをめざし、何回打ったかで競う。
ボールを打ち上げる技術が要求されるが、ゴルフ経験者なら、すぐに楽しむことができる。飛距離が抑制されるから、狭い敷地でもプレーできる。風に左右されることも多く、意外性に富んでいるのが魅力だ。
同協会は2001年12月に会員13人でスタート。宮前区や多摩区内の運動場を使って練習に励み、シニア層を中心に会員数を増やしてきた。05年には多摩区と高津区、宮前区の境界地に手づくりで常設の「弁天様コース」を整備し、大会まで開ける場所を確保。毎週2回の練習日だけでなく、コースの手入れをしたり、お弁当を広げたりと交流の場にもなっている。
関山会長は「10年やってきて感慨深いものがある。生涯スポーツとしての魅力がある。コースに花を植えていい環境の中でプレーを楽しんでいる。多くの人に実際にやってみてほしい」と話す。
同協議会は現在、週2回のペースで弁天様コースや多摩区の西長沢多目的広場などで練習している。月会費は500円、入会金1000円。問合せは事務局の増田さん(【電話】044・701・2550)か関山会長(【電話】044・833・0797)まで。
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月5日