多摩区版 掲載号:2011年10月28日号
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菅高生が古絵図を今に再現 「小学生の教材に使って」

絵図を手にするTEAMツツミのメンバー
絵図を手にするTEAMツツミのメンバー

 県立菅高校の有志グループ「TEAMツツミ」のメンバーがこのほど、菅小学校に保管されている江戸時代の菅村絵図をもとに、新たな絵図を再現した。解読しやすい工夫を加え、小学生の学習教材に活用してほしいと呼びかける。

 高校生が手掛けた菅村絵図は縦110センチ横160センチのパネルに描かれ、作成するまで約1カ月半かかった。同メンバーら7人が書道愛好会らの協力を得て、放課後や休み時間を利用して作成にあたったという。

 同絵図が菅小学校に保管されていた理由は不明というが、指導にあたった山田昭彦教諭は「菅地区の小学生の教材として活用できれば」と話す。保存されていた「菅村絵図」は古い和紙に描かれていて、虫食いなどの影響もあり、文字を読み取るのに苦労したという。

 「絵図の中心を決め、位置を正確に書くのが難しかった。菅村は水路が多くあり、昔から水が豊富な地域だったことが分かった」とリーダーの山本昇太さん(2年)。「この絵図には一本だけ特徴的な松の木がある。菅村絵図は極めてメッセージ性に富んだ絵図だと思う。読み取ったメッセージを小学生たちにもきちんと伝えられたら」と話す。

 小学生にも分かりやすく伝えるためにはどう発表したらよいのかをメンバーで話し合い、クイズ形式にして楽しみながら参加できるように工夫したという。

 山田教諭は「きっと小学生は高校生の彼らが予想もしない質問をぶつけてくるはず。そのときにどのようにしてうまく乗り切ってくれるのか、どう交流できるのかを見てみたい。年齢を超えた感性のぶつかりあいが今から楽しみ」と話していた。小学生に説明しやすいように小道具も製作しているという。

 今年から同チームに加入した1年生の女子生徒らは「調査に参加して興味がわいた。これからは菅の人々がどのように洪水などの水害に備えてきたかということを調べてみたい」と意気込んでいた。

 同絵図は 29日(土)、30日(日)に同校の文化祭で初めてお披露目する。11月6日に開催される第17回神奈川県高等学校社会科研究発表大会でも発表する。
 

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