暴力団排除めざし決起 多摩署で大会
約40人の参加者がまちを練り歩いた
多摩区暴力団等排除協議会（星川光明会長）が今月１日、多摩警察署で「多摩区暴力団排除決起大会」を開いた。
昨年12月に区内の飲食店に対し暴力団員が消火器を噴霧するという威力業務妨害事件が発生したことを受けて、暴力団との対峙姿勢を明確にし、暴力排除意識の高揚を図るために行われた。約80人の参加者が大会で暴力団に立ち向かう姿勢を決意した。
大会後には「暴力団追放パレード」も行われ、同署の三留秀樹署長や門ノ沢俊明多摩区長、一般参加者ら約40人がまちを練り歩いた。登戸駅ペデストリアンデッキではピーアールグッズを配り、駅利用者に暴力団排除を呼びかけた。パレード参加者全員で「暴力団を絶対許さない、暴力団に負けない」と力強く宣誓する場面もあった。
同協議会の星川光明会長は「協議会にとっては初めての大きなイベントだった。現在多摩区には暴力団事務所はないが、これからも暴力団が入ってこないようなまちづくりを進めていきたい」と話していた。
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