小学生の善行を表彰 事故防止や社会福祉を評価
人助けやボランティア活動に取り組んだ区内の小中学生を表彰する11年度の「善行表彰式」が2月23日、多摩警察署で開かれた。主催は多摩地区学校警察連絡協議会(吉水之夫会長)。 11年度の善行表彰者は宿河原小学校の児童2人と生田小学校の児童10人の計12人。表彰された児童は、同署の三留秀樹署長から表彰状を受け取った。
宿河原小学校2年生の斎藤太一君は家族で水族館に行ったとき迷子を発見し、一緒に母親を探して連れて行ってあげたことが評価された。表彰式に参加した斎藤君は「ひとりでうろうろしていて、可哀想だと思ったから一緒に探してあげた。見つかってよかった」と話していた。
同会の吉水之夫会長は、震災時に頻繁に流れていたテレビCMを引き合いに出し、「思いやりは形にして初めてわかるもの。これからもどんどん行動に移して」と呼びかけた。
三留署長は「生活する中で思いやりがなくなってきたと言われている。みなさんは持ち続けてください」と訴えた。さらに参加した保護者に「インターネットの多様化など、子どもを取り巻く環境は安全とは言い切れない。区内で痴漢なども発生している。子どもを守る意味でも情報の提供をお願いしたい」とも呼びかけた。
その他の受賞者と善行内容は以下のとおり。▼事故防止活動で表彰された宿河原小学校5年生の福谷翠さん(近隣に住む子どもが鍵がなく家に入れずに困っていたので、家の人が帰ってくるまで自分の家で待たせてあげた)▼社会福祉活動で表彰された生田小学校4年の知久麻美さん、宮崎愛梨さん、西脇大登君(総合学習でごみ問題について学んだところ、その後も駅から学校までの落ちているごみの種類をノートに書き留めながら継続してごみの処分を行い、地域の美化に貢献した)▼社会福祉活動で表彰された生田小学校5年の小松祐稀君、出水尚輝君、大澤夏生君、保科開輝君、石毛悠凱君、市川洋平君、中村海杜君(昨年11月より毎朝、自主的に校門の前に立ち、あいさつ運動を行っている。今年の1月に入っても活動を続け、次第に生徒だけではなく地域の人へも挨拶の輪を広げており、明るい地域づくりに貢献した)
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
|
|
|
|
|
|
4月19日