子どもの目が伝える女川 来月、区役所で写真展
東日本大震災で被災した宮城県女川町の子どもたちが撮影した写真を集めた展示会『女川、子どもたちの眼、子どもたちを見守る眼』が4月2日(月)から、多摩区役所1階のアトリウムで開かれる。
主催するのは「手をつなごう・かながわの会」(文月涼代表)。後援は自民党多摩区連合支部。同会ではカメラマンが撮影する非日常ではなく、現地の子どもたちの目に映る日常の様子から、被災地の実情を知ってもらおうと、デジタルカメラを現地に寄贈し写真を募ったという。
写真はヒビが入った校舎や物が散乱する教室、ガレキの山など厳しい被災地の様子が中心。子どもたちが津波の爪跡の中で生活する日常を捉えたスナップショットもある。約40点展示する予定。
文月代表は「津波の被害にあった子どもたちを身近に感じてほしい。ひとごとではなく、自分の子の視線だと思ってみてもらい、被災地のことを忘れないでほしい」と話している。
開催は4月6日(金)まで。各日午前10時から午後4時まで。
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3月29日