黒田選手 判定ドローで辛くも防衛 「なんとか生き残った」
川崎新田ボクシングジム(登戸)に所属する日本ライトフライ級チャンピオン黒田雅之選手の3度目の防衛戦が12日、後楽園ホールであり、判定引き分けで辛くもベルトを守った。
対戦相手は日本同級1位の田口良一選手(ワタナベジム)。ランキング通り、黒田選手にとっては厳しい展開となった。
試合は1ラウンドから打ち合い。序盤は黒田選手がペースをつかんだものの、中盤からはパンチをかわされ、連打を浴びる場面も目立った。最終10ラウンドまで激しい死闘を繰り広げた。
ジャッジ3人の判定が割れるほどの僅差での勝利。試合後、リングで守ったベルトを巻かれても自分自身に納得いかない様子だった。
黒田選手は「引き分けでも、1ポイント差でも勝ちたいと思っていた。次につなげなければ、あとがない。何とか生き残ったんだと自分で言い聞かせてやっていきたい。いい意味でがむしゃらになれた」と試合を振り返っていた。
黒田選手の通算戦績は21勝(13KO)3敗1分け。
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3月15日