焼損した民家園の文化財 復旧の映像資料を上映 4月8日、アートセンター
川崎市アートセンター(麻生区万福寺)で4月8日(日)、火事で一部を焼損した日本民家園の旧太田家復旧工事の記録をまとめた映像資料の上映会が開かれる。
映像を記録したのは麻生区岡上の民族文化映像研究所。復旧にあたった大工の棟梁、中村正之さんが呼びかけて映像資料を作成した。
旧太田家は17世紀後半に茨城県笠間市に築造され、1969年に日本民家園に移築された。分棟型民家と呼ばれる様式で国指定の重要文化財に指定されている。90年7月、生田緑地内で打ち上げられた花火が原因で母屋を中心に焼損した。
映像資料はカラー60分。材料を意図的に焦がして焼損した部材の寸法を推定する試みや鮮やかな手斧(ちょうな)さばきなど現在の棟梁が高い技術で復元していく過程を捉えている。中村棟梁の歯切れのいい解説もみどころ。
上映後には日本民家園園長の木下あけみさんと民族文化映像研究所の小原信之さんによるトークがある。
会場は同センターアルテリオ映像館(万福寺6の7の1/新百合ヶ丘駅北口徒歩3分)。午後0時5分から。料金は一般1000円、高校生以下500円。問合せは同センター(【電話】044・955・0107)。
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4月19日