多摩区新規事業 給食で子育て交流を支援 公立保育所で体験受け入れ
食に関する子育ての悩み解決を――。多摩区役所は6月から、子育て支援の一環として区内の公立保育所8園で月齢6ヵ月以上の未就学児を対象に給食体験を始める。食を通じて母親たちの子育ての悩みを共有する場をつくりたい考えだ。
多摩区役所こども支援室によると、地域から寄せられる子育て相談の中で最も多いのが食に関するものという。「本に書いてあるとおりのレシピだと子どもが食べない」「野菜を全然食べてくれなくて困っている」といった声がある。
こうした要望に応えようと事業化したのが保育体験と給食提供。この事業では区内の各園で毎週木曜日に親子4組を受け入れ、給食を体験してもらう。食を通じて母親同士の子育てに関する悩みを共有し、共に解決できる場を作るのが狙い。保育士からのアドバイスを受けることもできる。食事前までの保育体験は各年齢1日1組受け入れる。来年2月まで実施する。
こども支援室保育所等支援担当の葛城まり子課長は「この取り組みをきっかけに育児に関する悩みをひとりで抱え込まないように、相談しやすい環境をつくっていきたい」と話す。
このほか、こどもの発達不安に対して専門のコーディネーターが中心になって相談を受ける取り組み(月曜〜金曜)、プールや園庭で水遊びが体験できるサービス(7月〜8月)も実施する。
同室では「今後もこうした取り組みに力を入れ、地域の保護者らが子育てにゆとりと自信を持てるような保育サービスを提供していきたい」としている。
「保育体験」「子どもの発達に関する相談」「プール開放水遊び」の申込みは左上の各保育園まで。
問合せは区役所こども支援室(【電話】044・935・3102)まで。
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