多摩区版 掲載号:2012年10月5日号
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区内の作業所からなる「パサージュ・たま」運営委員会の委員長を務める 名古屋 洋一さん 麻生区在住 54歳

個性と成長感じてほしい

 ○…区内の障害者団体や地域活動支援センターと連携し、多摩区役所で月に1回程度の販売会を行っている。自らも登戸新町で機織の作業所の運営にあたり今年で14年になる。色とりどりの綿糸を織り、ブックカバーや名刺入れを作成する過程を見守るのが日課。利用者が出来上がった製品を見せに来る時、この上ない喜びがこみ上げる。「色合わせや織り目にその人の個性がにじむもの。頑張って作った製品を誇らしげに持ってくる彼らの気持ちが嬉しくて」

 ○…1958年に茅ヶ崎市で生まれ、藤沢市で育った。幼稚園教諭だった母親の影響もあり、大学では社会福祉の分野を選択した。作業所のボランティアで自閉症の子どもたちと接し、児童福祉の道に興味を持った。児童養護施設に就職し、虐待や育児放棄を受けた子どもたちと向き合ううち、集団養護ではないかたちを模索するようになった。より個人と向き合えるようにと、麻生区の自宅で常時4〜5人の子どもを受け入れ、グループホームを始めた。

 ○…「自分の子どもと同じように生活をともにした。だからうちはいつも大家族のよう。色んな子がいたけれど、みんなそれぞれ一生懸命、前を向いてくれていたから」。進学や就職―子どもたちの人生の岐路ではいつも一緒に考え、隣にいる存在であろうと思った。ある子どもから一緒にバージンロードを歩いてほしいと頼まれた時は、嬉しさと誇らしさで胸がいっぱいになった。

 ○…「パサージュ・たま」の販売会のほかに、川崎市障害者地域作業所連絡会の一員として川崎駅アゼリア地下街でもこの冬、大規模な販売展示会を予定している。「ひとりでも多くの人に製品を手にとってもらうことで、作業所をもっと身近に感じてもらえれば嬉しい。製品は彼らの個性と成長が詰まった努力の結晶。これからもその魅力と思いを発信し続けたい」

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