サンドクロック
区内在住の2人組のアコースティックユニット「サンドクロック」が4日にあった全国的な音楽イベントで頂点のグランプリを受賞した。力強さと繊細な歌声が織り成すハーモニーで多くの人を魅了した。メジャーデビューに向けて大きな足掛かりを得た。
サンドクロックはアコースティックギターの永田佳之さんとキーボードの滝田周さんの2人によるユニット。ともに26歳で区内在住。滝田さんの突き抜けるような力強い歌声と永田さんの訴えかけるような繊細な歌声が入れ替わるように展開するのが特徴だ。
結成は約1年半前。ソロで活動をする2人がお互いのライブに感銘を受けて一緒に活動をしていくことを決意したという。以来、川崎・横浜などを中心に路上ライブは年間70から80回。地元の多摩区では、中野島音楽祭や多摩区民祭、緑化センターまつりなどでそのハーモニーを披露し、多くのファンを獲得してきた。
サンドクロックがグランプリを受賞したのは、島村楽器が主催するコンテスト「ホットライン」。大会には全国からアマチュアアーティスト2800組以上が参加。各地の予選を勝ち上がったアーティストが4日に恵比寿で開かれた全国グランプリでライブを披露した。インターネットの投票と会場来場者の投票を元に審査員が評価し、サンドクロックが頂点に立った。
サンドクロックにとって、コンテストの挑戦は今回が初めて。2人は「当日は多くのファンが来てくれた。インターネットの事前投票で1位だったこともあり、自信を持って演奏できた。ファンの人たちが喜んでくれたのも嬉しかった」と話す。今回のグランプリ受賞で、全国の島村楽器でCDを販売する権利を得た。
目標はメジャー(大手レコード会社からの)デビュー。来年12月末までに達成したいと決めている。「3年やってダメならダメ。でもダメだったときのことは考えていない」。18日には4枚目のCDアルバムを発売する。「今回のグランプリで色々な場所に出やすくなるはず。これから活動の幅を広げていきたい」
サンドクロックの情報は公式サイト(http://sandoclock.jimdo.com/)。
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