市政報告 住んでいてよかったと思えるまちを 民主党川崎市議団 露木明美
川崎市が隣接する多摩川には少年野球場を始め、バーベキュー場やフットサル場、パークゴルフ場など身近なレジャー、スポーツ施設があり、多くの市民に親しまれています。その中でも多摩川サイクリングコースは、景観がよく気軽に取り組めるスポーツ施設となっています。
しかし、このコースは神奈川県が昭和45年に設置してから40年以上経ち、表示物が老朽化し、利用に対する市民の考え方も変わり新しいルールづくりなどの改善が必要となっています。
平成24年4月から県より市へ管理が移管されたことにより、サイクリングコース以外の施設と合わせた一体的な管理が可能となり、こうした機会にしっかりした整備方針を立てることが必要と考えました。そこで私は現地調査をもとに12月の議会で問題点や改善すべき点などを具体的に述べ改善策を質問しました。建設緑政局からは「今年度中に多摩川緑地全体の総合案内板を設置する。新たな路面の標示等を行う。今後、現地調査に基づき利用ルールの検討を行い、サイクリングコースの整備に努める」などの答弁を得ました。
駐車場とクロスする箇所や枝分かれする箇所などへの標示の設置、暴走車対応などの安全対策が急がれます。多摩沿線道路からの入路やトイレ設置箇所の表示も必要です。今後の整備に向けては使う市民の立場に立って行うよう意見を述べました。
多摩川サイクリングコースがこれまでよりも多くの市民に親しんでもらえるよう、安全で快適な誰にでも身近なスポーツ施設として再整備されることを期待し、これからも住んでいてよかったと思えるまちをめざして活動してまいります。
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3月29日