3月3日に多摩市民館で『川崎市民オペラ チャリティーコンサート』で指揮をする 金岡 秀典さん 宿河原在住 50歳
人とのつながりに感謝
○…川崎で2003年から活動している「川崎市民オペラ合唱団」を指導し始めて今年で10年。今月3日に『東日本大震災チャリティーコンサート』を多摩市民館で開く。自身が客演指揮者を務める被災地の「岩手県みなみ吹奏楽団」を招く。団員の中には家ごと流されてしまった被災者もいる。被災地にまだまだ救いの手が必要なことをもっと一般の人に知ってもらいたいと、今回のコンサートを企画した。
○…チャリティーコンサートには強い想い入れがある。「被災者が被災地でチャリティーをしてもお金がその場でまわっているだけ。何とか力になりたい」。現地の吹奏楽団の移動費も諸経費も川崎市民オペラが負担し、会場で集まった義援金はすべて同楽団に渡す。「活動資金に充てて被災地を音楽の力で元気づけてほしい」。開催にあたっては同じ川崎で活動する多摩川吹奏楽団に打楽器の貸し出しを依頼した。「皆さんとの偶然のつながりにいつも感謝している」
○…和歌山県出身。幼いころ母に連れられて行ったクラシックコンサートに心を奪われ、「目立つから」と指揮者を目指す。幼少期にはピアノとトランペットに夢中になり、高校や音大時代にはコントラバスを本格的に学んだ。指揮の勉強を始めたのは大学を卒業してから。10年間、数々の著名な指揮者に師事し本格的に学んだ。「何度もくじけそうになったけど、ここまで続けることができた」
○…人に頼むより自分から動く行動派。鉄道や航空、自動車などの専門日刊紙『交通新聞』を約30年間愛読しているほどの鉄道好き。コンサートなどで全国を移動しているうちに魅了されたという。スイッチバックの駅を見たいがために、素性を隠して徳島県にある坪尻駅主催の音楽イベントにコントラバス奏者として参加したことも。「大好きな音楽に携わってストレスのない生活が黒髪の秘訣かな」と笑顔をみせた。
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