登戸台和町会 桜まつり初開催へ 「楽しみ」で加入促進
「多くの人に参加してほしい」と祭りが行われる二ヶ領用水の桜並木で齊藤会長
イベントで地域活性化を図ろうと、登戸台和町会（齊藤達雄会長）が４月７日、二ヶ領用水沿いで「台和さくらまつり」を開催する。周辺の道路を一部通行止めにして屋台も登場させるという。初めての開催とあって町ぐるみで準備が進められている。
「二ヶ領用水の清掃や防災訓練など町会ではこれまで堅苦しい行事が多かった。楽しいイベントなら参加してもらいやすいはず」と話すのは齊藤会長。
同町会は登戸地区の10町会の中でも規模が大きい。そのため世帯数が多く、町会に加入していない世帯も少なくないという。イベントの開催は、転入者の多い時期にあわせ、二ヶ領用水の魅力やゴミの出し方などの生活情報を伝えながら地域を盛り上げ、町会への加入促進も図ろうと企画したという。
開催当日は、台和橋と一本圦橋付近の登戸側約３００メートルの区間を通行止めにして、町会が焼きそばやポップコーン、地元農家が生産した野菜を販売する屋台を開く。周辺の地元企業に屋台のスペースや電気、水道を提供してもらうなど町ぐるみの協力も得ることができた。救護所や仮設トイレも設置する。登戸小学校のスクールバンドによる演奏もある。
今年の桜は例年よりも開花が早く、全国でもイベントの開催時期に頭を悩ませるケースも多い。齊藤会長は「相手が自然なのでしょうがない。葉桜になっても多くの人に訪れてほしい」と話している。
午前10時から午後３時まで。雨天の場合は一部のプログラムを変更して実施する。荒天の場合は中止。会場には駐車場なし。
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