黒田選手が1日署長に 交通安全呼びかけ
多摩警察署(五味勝博署長)は8日、ボクシングの前日本ライトフライ級王者の黒田雅之選手を1日警察署長に迎え、登戸駅前で春の全国交通安全運動キャンペーンを実施した。
ボクサーにちなんで「交通事故をノックアウト よく見て 安全キャンペーン」と銘打ち、黒田選手らが改札口前やペデストリアンデッキで交通安全を呼びかけた。通行人や駅利用者には、傘さし運転や飲酒運転、二人乗り、無灯火の禁止など自転車に乗る際の交通ルールが描かれたトイレットペーパーを配布した。一風変わった配布物に笑顔を見せる人も多かった。
黒田選手は日本タイトルを返上し、2月の世界タイトル戦で悔しくも敗戦を喫したばかり。黒田選手は「事故は人生に大きな影響を及ぼす。特に小さい子には信号をよく見てほしい」と訴え、「今回初めて警察官の制服と帽子を着用した。次は勝ってチャンピオンとして着たい」とも話していた。
五味署長は「区内は特に二輪車の事故が多発している。黒田選手の1日署長で悪質な運転をノックアウトしてほしい」と話していた。
|
|
|
|
|
|
|
|
<PR>
4月5日