片桐選手、悔しくも敗戦 メキシコ遠征で初メーン
川崎新田ボクシングジムに所属する片桐秋彦選手が先月28日、メキシコで元2階級世界王者のジョニー・ゴンザレス選手と対戦した。片桐選手にとって初のメーン試合で世界タイトル戦への近道となる大舞台だったが、4回に2度のダウンを奪われTKOで敗れた。
片桐選手は1986年9月生まれで地元の稲田小学校、稲田中学校の出身。08年度の東日本新人王戦で準優勝に輝いた。対戦相手のゴンザレス選手はWBC世界フェザー級とWBO世界バンタム級の王座を制した世界的にも人気がある実力者。この試合は地元の人気選手の試合とあって世界戦並みの派手な演出と観客の熱気に包まれていたという。
「相手は何枚も上手だったが、パンチが当たったので前向きに捉えられる結果。世界戦レベルの雰囲気でしかも完全アウェー。この経験は人生においても糧になるはず」と片桐選手。
新田渉世会長は「いい経験となった。この雰囲気でも精神面のコントロールができ、メンタルトレーニングの成果があった」と健闘を称えた。
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3月29日