磨けば光る多摩事業 3提案を市民団体に委託 公園カフェで交流など
地域の課題解決や魅力づくりといった区民の提案を区役所が市民団体に委託する「磨けば光る多摩事業」の公開審査会が先月27日、多摩区役所で開かれた。公園にカフェを設けて交流の場をつくろうという提案など3団体の取り組みが選定された。
この事業は2006年から始まって今年で8年目。今回の公開審査会には市民団体8組の提案があり、学識経験者や区役所職員らが選定した。
選定されたのは▼かわさきかえるプロジェクト(伊中悦子代表)の「私のエコ、みんなのエコ〜地域のエネルギー資源環境を学んでみよう〜」▼多摩区でプレーパークをやっちゃおう会(稲田光世代表)の「地域コミュニティー活性化による子育て支援公園カフェ事業」▼読売ランド前駅周辺まちづくりプロジェクト(高橋正樹代表)の「花・音楽等による協働まちづくり」――の3事業。
かわさきかえるプロジェクトは、使用済みてんぷら油を原料としたバイオディーゼル燃料で走るエコバスに乗って、市内の自然エネルギー施設や環境資源を見学し、地域での環境まちづくりの取り組みを学ぶ。環境資源の普及啓発を目的に市民がエコでつながるフォーラム交流会も開催する。
多摩区でプレーパークをやっちゃおう会は、公園にカフェを設けて通りがかりの人も取り込んだ交流の場づくりをめざすという。様々な世代の人同士の交流を深めることで安心感や生き甲斐、仲間、いざという時に助け合える関係を遊び場の中で構築し、子育て支援につなげるのが目的。
読売ランドプロジェクトは、西生田の総合的な地域ブランドづくりを目的に「駅前町おこしコンサート」や駅前に花を飾る「花ランドプロジェクト」、学びと交流の場として地域の人に教壇に立ってもらう「ランド大学プロジェクト」などの活動に取り組む。
多摩区まちづくり推進部の担当者は「多摩区は事業提案の応募数も多く、プレゼンテーションも熱心。内容も細かく詰めてあるものが多い。今回の3事業には世代間交流や地域活性化といった課題に対して、実現可能な具体案が入っている取り組みとして期待している」と話していた。
各団体は1年かけて活動に取り組む計画。選定された各団体には活動費としてそれぞれ最大70万円の委託料が渡される。
|
|
|
|
|
|
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
4月26日
4月19日