麻生区黒川に稽古場を構える劇団民藝が6月20日から7月2日まで、紀伊國屋サザンシアター新宿南口で「無欲の人 熊谷守一物語」の公演を行う。
同作は、目立つことを嫌い、他人と争うことを好まず、ひたすら「いのち」を見つめ続けた超俗の洋画家・熊谷守一の生き様を描いている。穏やかな生活を愛して、晩年は猫や蟻、鳥、蝶などの小さな生命を描き続けたその自由で無欲な生涯を、NHK「ウェルかめ」「シングルマザーズ」の脚本家・相良敦子が家族と暮らし、仲間たちとの親しい交友を通して描いた初戯曲。作品を通じて「いま生きることは何か」を問いかける。
主な出演者は千葉茂則、西川明、白石珠江、今野鶏三、小杉勇二、杉本孝次、伊東理昭、伊藤聡、吉岡扶敏、武藤兼治、大野裕生、岩谷優志、新澤泉、いまむら小穂、印南唯、齊藤詩織、山田志穂。
6月20日・24日・28日は午後6時半から、6月21日から23日・25日から27日・29日から7月2日は午後1時半からの開演となる。開場は開演30分前。5月14日から開始される前売りは一般6300円、学生割引3150円、夜公演は全席4200円となる。
チケットの申し込み・問い合わせは劇団民藝(【電話】044・987・7711)へ。月曜から土曜の午前10時から午後6時まで受け付けている。
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