多摩区観光推進協議会は今月5日に総会を開き、新会長に長沢自治会会長の末吉一夫さんを選出した。秋には新しいイベントを開く計画で、「観光資源を有効活用できる会にしていきたい」と舵取りに意欲をみせている。
新会長に就任した末吉さんは多摩区南生田在住の63歳。現在、長沢自治会の会長職や長沢まちづくり協議会の会長職などを務め、「街コン」イベントや空き店舗を活用した地域交流の場づくりを通じて地域活性化に取り組んでいる。観光推進協議会ではこれまで役員を務めてきた。
「施設と地域、商店街の連携を強化していきたい。ただPRするだけでは観光資源を活用しきれない。実際の集客につなげ、会員が経済的にも心理的にも満足できるようにすることが必要」と末吉さん。
今年11月30日には新たな試みとして、市民から観光をテーマにしたまちづくりのアイデアを募るコンテストを開催する計画。「みんなでつくる観光都市多摩区!(仮)」と題して、観光推進にかかわる団体や個人が一堂に会する交流会を開くという。
同協議会は07年、稲田堤観光協会と稲田多摩川観光協会を中心に商店街や行政、NPO、企業など約40の組織で結成された。ホームページや観光ポスター、観光ガイドブックを作成するほか、観光PRイベントに参加して地域活性化に取り組んでいる。来年度には同協議会と区内2つの観光協会を統合する形で「(仮称)多摩区観光協会」が設立される計画。
末吉さんは「どのように連携するか、財源をどうするかなど課題はあるが、多摩区は自然や歴史、さらに集客可能な施設も豊富。連携することでより魅力的にアピールしたい」と話す。
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