多摩区版 掲載号:2013年6月21日号
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市民劇団「わが町」の旗揚げ公演『わが町しんゆり』の翻案・演出を務めた ふじた あさやさん 麻生区在住 79歳

「芸術」と「まち」熱く見つめて

 ○…ワイルダーの名作戯曲『わが町』をもとに、新百合ヶ丘を舞台にした『わが町しんゆり』を書き上げた。公募で集まった市民劇団の旗揚げ公演でこの作品を演出。多くの拍手と感動で華々しいスタートをきった。「市民自身が、自分たちが慣れ親しんだ地元を舞台にした作品を演じることに意味があると感じた。原作は少し前のアメリカが舞台。演じながら、2つのまちの共通点を感じ取ってもらえていれば嬉しい」

 ○…1934年、東京都生まれ。疎開世代として戦中、戦後の日本を見つめてきた。中学校に入学した際、演劇部の勧誘をしていた先輩のかっこよさに惹かれ、入部を決意。奥深い演劇の世界にのめりこんだ。「大学は仏文科に」という親の期待とは裏腹に、願書を演劇科へ提出。早稲田大学演劇専修在学中に福田善之氏と「富士山麓」を合作。放送作家を経て劇作家、演出家として数々の作品を手がける。日本演出家協会理事長をはじめ、演劇関係団体の役員や大学教授などを歴任した。

 ○…約40年前に麻生区に引越してきてからは、川崎市北部の「芸術のまち」構想に広く貢献。映画祭や音楽ホールの計画を公私にわたり支えてきた。芸術のまちを推進するNPO法人KAWASAKIアーツの理事長を務める。2006年には川崎市文化賞を受賞した。「川崎市北部の芸術はこの10年でだいぶ成長してきた。それを支えるだけの素地がこの地域にはある。市民の高い文化性はこの街の魅力」

 ○…活動は日本だけにとどまらない。現在はアシテジ(国際児童青少年演劇協会)の世界理事として、各国を飛び回る。未来を担う子どもたちと演劇との接点の創出に心血を注ぐ。「ヨーロッパなどには教育の分野に、演劇や芸術が自然と入り込んでいる好例がたくさんある。日本やここ川崎でもそうした取り組みが加速していけば」。演劇の未来を語るその瞳に、情熱をにじませる。

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