企画展の開催に先立って12日、アーティストの日比野克彦さんが岡本太郎美術館を訪れ、公開制作を行った。ダンボールを使った作品の制作に取り組み、観客らが固唾をのんで見守った=写真。
日比野さんは1982年にダンボールの作品で第3回日本グラフィック展大賞を受賞。その後もスポーツとアートの交流に取り組んだり、家具や食器のデザインを手がけたりと多岐にわたって活躍している。
公開制作は20日から始まる企画展「ヒビノ オン サイド オフ サイド」の企画の一環。制作初日の12日は、日比野さんがダンボールに向かい、張り詰めた緊張感の中でデザインを描き続けていた。
麻生区から訪れたという女性は「公開制作に来たのは初めて。もっと一気に描いてしまうのかと思ったら、じっくりと何度も遠くから絵を見ながら描いていた。来なければわからないことだった」と話した。
日比野さんは「自分にとっても面白い体験。人が見ているという緊張感の中で違うエネルギーが出せたと思う。1人で作るより集中できた」と話していた。
日比野さんの企画展は10月6日まで。観覧料は一般800円、高・大学生・65歳以上600円、中学生以下無料。問い合わせは同館(【電話】044・900・9898)へ。
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