多摩消防団が14日、明治大学生田キャンパスで「第14回多摩消防団消防大会」を行った。消防団員にとって年に1度の大舞台。多摩消防団に所属する全9班が集結し、日ごろの訓練の成果を発揮した。
大会は操法と呼ばれる消火の技術を4人1組で競い合うもの。防火水槽からホースを伸ばして火点に見立てた的を倒すまでのタイムや動作の正確さなども評価対象となる。
各班から選ばれた選手たちは開始の号令とともに役割にしたがって機敏に行動を開始。放水の水圧に耐えながらしっかりとホースを構えて的に水を放った。各班の競技が終わるたびに会場の観客が大きな拍手を送っていた。
例年は8月に行われていたが、熱中症対策のために7月中の開催にしたという。多摩消防団の松澤喜義団長は「いつもよりも練習期間が短い中、団員たちはよくやっている。消防団員としての自覚が表れていた」と大会を振り返った。
優勝に輝いたのは宿河原・堰班。同班は昨年も優勝して2連覇となった。準優勝は登戸班、3位は中野島班だった。
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