開設祝って利用者が交流 三田「まちもりカフェ」
明治大学の研究グループと市民グループ「三田サポートわなり」が区内三田地区に開設した「みた・まちもりカフェ」で20日、オープニングを祝うイベントがあった。利用者には記念のバッジが配られ、飲食を楽しみながら親睦を深めた。
大規模な集合住宅の少子高齢化が進むなか、地域住民の交流や高齢者の生活支援の場を作ろうと、地元住民が中心となって明治大学のまちづくり研究所の支援を受けながら5月中旬に開設した。低価格で利用できるように食べ物の持ち込みが可能。金融や介護、建築などの生活に関連する専門知識をもったスタッフが日替わりで登場し、相談も受け付ける。営業時間外はサークル活動の場として利用できる。
イベントは開設から1カ月半が経過し、利用者からの声を運営に生かすのが目的。利用者からは「坂道の途中に休憩所ができて助かる」「友達づくりが苦手だったが、カフェを通して知り合いが増えた」「思い切って入ってみて良かった」などといった声が寄せられた。
わなりメンバーの安井俊子さん(62)は「カフェを通じて人の輪が広がっているのが嬉しい。一方でまだカフェの存在を知らない人も多い。広い世代の人たちに知ってほしい」と話した。
三田地区を研究対象としている明治大学の園田眞理子教授は「この地域は、郊外団地としては日本の歴史上初めてのことが起こっている場所。団地に暮らす多くの人が一斉に高齢者になり、まちづくりの課題がある」と話した。
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4月19日