色で自分の心を把握 市民グループがケア講座
ストレスや心の悩みを抱える人の身近に相談できる場を作ろうと、区内の臨床心理療法士らが立ち上げた市民グループ「ココロとカラダ・元気ステーション」が先月27日、登戸のNPO事務所で講座を開いた。
この日の参加者は女性8人。自分の心理状態を知る試みとしてカラーセラピーに挑戦。7つの丸を好きな順に色鉛筆で塗ることで、心の状態がわかるという。そのほか、温熱療法などにも取り組み、会話をしながら心と身体のケアを学んでいた。
参加者の女性は「もともと心と体のことに興味があった。色の塗り方も人それぞれで、自分が人と違っていることに気付いていなかった」と話していた。
臨床心理療法士で中心メンバーの伊藤稚子さんは「心と体は連動しているが、今回の講座で人によって度合いが違うこともわかった。これからも悩める人の駆け込み寺でありたい」と話す。問い合わせは伊藤さん(【携帯電話】080・2245・1141)。
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3月29日