川崎市と近隣自治体の消防組織が今月4日から7日にかけて明治大学生田キャンパス内の取り壊し予定の建物を使った訓練を行った。
7日は国際消防救助隊が本番さながらの救助訓練を実施した。海外でマグニチュード8の地震が発生して建物内に人が取り残されたという想定。炎天下の中、エンジンカッターなどを使って壁を打ち抜いたり、人の体重と同じ重さのマネキンを運び出したりと厳しい訓練となった。
指揮をとった川崎市消防局の須戸聡中隊長は「建物を破壊できる機会は貴重。実際に自分たちの手で試せた経験は大きい」と話した。
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