区魅力アップアイデア 優秀案に５万円商品券 区役所・観光団体がコンテスト
区役所１階アトリウムに設置された特設コーナー。ハガキ部門はその場で書き込んで受付箱へ
多摩区役所では現在、地元の地域活性化やまちの魅力づくり、観光推進の取り組みについて、市民からアイデアを募集している。区役所の事業としては珍しく、最優秀の提案には副賞として最高５万円分の商品券が贈呈される。区役所１階アトリウムに特設コーナーを設置して市民からの応募をＰＲしている。
市民から活性化策を募集
募集する内容は、生田緑地や多摩川などの自然、藤子・Ｆ・不二雄ミュージアムなどの文化施設、地元の商店や人などの観光資源や人材を生かした実現性が高い取り組み。例えば、▼ご当地グルメの開発▼観光資源を周遊するイベント開催▼多摩区の広報ＰＲ―――などのアイデア。区内の特定の地域に限定したものでも可。
「ハガキ部門」はハガキサイズ（10センチ×14・８センチ）の用紙にアイデアを書き込む。文章でもイラストでも表現は自由。取り組みの概念だけの提示も可。対象の年齢制限は設けず、誰でも応募できる。優秀な提案には５０００円相当の商品券が贈呈される（中学生以下は図書カード）。
「Ａ３部門」は高校生以上を対象にＡ３用紙（４枚以内）に書き込んだ本格的なアイデアを募る。提案したい取り組みを文章やイメージ画、フロー図などを用いて具体的に記述する。優秀な提案には５万円相当の商品券が贈呈される。
そのほか、区内に立地する高校の在学生を対象とした「高校生ポスター部門」、区内の３大学の学生を対象とした「３大学お店部門」もある。
応募要項は区役所１階アトリウムの特設コーナーで配布中。ハガキ部門はその場で書き込み、受付箱から応募することができる。
応募締め切りは10月11日（高校生ポスター部門のみ９月30日）。有識者や観光協会メンバーらによる審査員が優秀作品を決める。11月30日に開くイベントで表彰する。
区役所担当者は「日頃から考えていることでも、簡単にひらめいたことでも気軽に応募してほしい。市民のアイデアを生かして来訪者で賑わうまちづくりにつなげていきたい」と話す。
問い合わせや相談は区役所地域振興課（【電話】０４４・９３５・３１３２）。応募は原則として、募集要項にある提出票を貼付のうえ、コンテスト事務局（〒１６４-０００１東京都中野区中野３丁目43の17中野ハイム４０３号コンテスト事務局カイト内）へ郵送。
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