浄水場存続求め集会 27日、市民団体が主催
市民団体「かわさきの安全でおいしい水道水を守る会」が9月27日、生田浄水場の存続を求める集会を多摩市民館で開く。
守る会は09年に発足し、生田浄水場の廃止を盛り込んだ市の水道事業の再構築計画に対し、浄水場の存続と水源のさく井の維持を求めている。これまでに署名活動を展開し、市議会に請願を提出したが、不採択になった経緯がある。東日本大震災を機に災害時の水源確保の必要性や水道行政を巡る様々な問題点を訴えている。
今回の講演会は「東京都は八ッ場ダムの代りに神奈川県の余り水を購入せよ」と題し、講師は八ッ場ダム住民訴訟弁護団副団長の大川隆司さん。自治体間の水の融通利用のあり方を探りながら、生田浄水場の存続を求める。会場は多摩市民館大会議室。午後6時30分から開始。
守る会の町井弘明代表は「東日本大震災を受けて、改めて災害時の水の確保が大切だと認識した。八ッ場ダムの問題も含めて水道行政のあり方の議論を深めていけたらいい」と話す。同会では2回目の請願を提出するため市民に署名を求めている。
問い合わせは、町井代表(【携帯電話】090・7944・5636)。
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3月29日