県議会議員 土井りゅうすけ 県政報告 議論尽くして財政立て直しを 企画=自民党県議団
県議会の議員定数について、議会改革検討会議が常任委員会数と各委員定数を基に算出すべきとの報告書を提出しました。実質的には2減となるわけですが。
【土井】議会改革検討会議で議論して、一定の意見がまとまり、議長に答申を提出しました。年明け早々に委員会を立ち上げて出来るだけ早く結論を出したいと考えています。
川崎・横浜の臨海部で進めている特区構想にも大きな動きがありましたが。
【土井】昨年3月の予算委員会で特区に関する質問をしました。県が主導して進めていく意味でも県の拠点を整備すべきという私の意見に対し、黒岩知事から拠点を整備するという考えが示され、川崎臨海部に再生・細胞医療分野の研究開発を進めるライフイノベーションセンターの話が出てきました。これから本格的に企業誘致に取り組むところですが、相当数の企業から問い合わせがあるようです。ただ、土地だけ県が購入して運営は民間任せというわけではなく、情報センターの設置や県立川崎図書館の電子情報サービスを整備して機能を残すことも県の役割として議会で議論していきたいと考えています。
知事が県立川崎図書館を高津区のKSPへ移転させる考えを表明しましたが。
【土井】黒岩知事が表明しましたKSPへの移転計画について、延べ床面積の点など様々な課題はありますが、川崎北部の産業振興という点では移転する方向で進めるのもいいでしょう。
自民党県議団の議員提案でエネルギー問題に取り組むための条例が可決・成立しましたね。
【土井】私が事務局長を務めた自民党県議団プロジェクトチーム主導の議員提案で「再生可能エネルギー導入等の促進に関する条例」が7月2日の本会議で可決・成立しました。太陽光や風力、水素など永続的に利用できるとされる再生可能エネルギーの導入を進め、経済活動や生活様式を見直してエネルギー需給の調整が出来る仕組みの構築を目指すものです。今年4月1日に施行されます。
外国人学校の学費補助について注目を集めていますが。
【土井】県が、これまでの学校に対する運営費補助から各児童・生徒を単位とする学費補助に切り替えるという考えを示しました。県が議会に対して示した段階であり、決まったわけではありません。今の問題は、県が預けた補助金を学校がそのまま生徒に配布し、領収書を取っているという現状です。学費補助として各家庭の口座に振り込む仕組みにすべきです。2月の議会で議論されるならば、個人的には教科書問題とあわせて議論を進めなければいけないと考えています。
地元でも県がかかわる事業が進んでいますが。
【土井】区内2地区で現在、県事業として急傾斜地の崩壊防止工事を進めています。枡形の天神社の急斜面について対策工事が始まります。おし沼自治会館近くの現場ではこれから測量と設計が始まります。府中県道の京王稲田堤駅近くとJR稲田堤駅近くの交差点の信号機については1月末に歩行者と自動車の通行を分離する仕組みが導入されます。地元の町会や住民の要望があり、予算がつくことになりました。また、不便になる方もいるかと思いますが、4月から麻生県税務署は高津県税務署に統合される形で閉鎖となります。
県財政立て直しは議会にとって大きな役割です。切り詰める部分と手厚く支援する部分を仕分けることが必要です。議会では議論を尽くして事業や予算を見極めていきます。
土井りゅうすけ
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