行書東海道の浮世絵展 交流館で2月2日まで
東海道かわさき宿交流館(川崎区本町1の8の4)で、歌川広重が描いた浮世絵展「広重・東海道五拾三次展―行書東海道―」が開催されている。2月2日まで(月曜休館)。
同館では、昨年10月に通称・保永堂版の同展示を行い、好評を博した。今回はその第2弾として、日本橋、品川、川崎などの題名部分が行書体で書かれた作品56枚を展示している。
行書東海道は保永堂版の8年後に出版されており、絵柄も作品自体の大きさも異なる。同館学芸員の廣岡由佳理さんは「保永堂版と比べてタッチが軽妙で、明るい色合いが特徴」と話す。 また、「異版がある作品や『弥次さん喜多さん』と思われる人物が描かれている作品も。絵から読み取れる情報で楽しんでほしい」とも話していた。問い合わせは同館(【電話】044・280・7321)。
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