多摩警察署(五味勝博署長)は今月17日、振り込め詐欺の被害を未然に防いだとして、川崎市立多摩病院の職員、井上昭さんと佐藤敏夫さんの2人に感謝状を贈った。
佐藤さんは先月25日、病院内のATMで携帯電話をかけながら振り込もうとしていた女性を見て不審に思い、声をかけたという。話を聞くと「市役所の者」と名乗る女性から「税金を還付するので多摩病院のATMに行くように」と指示されたという。井上さんと2人でこの女性に「ATMで税金は還付されない」と説明し、多摩署に通報した。
「残高の数字を1つひとつ電話で言っているので怪しいと思った」と佐藤さん。
五味署長は「騙されるとなかなか正常な判断ができない。区内では毎日のように振り込め詐欺と疑われる不審な電話がかかってきている。還付金詐欺も増えている」と話した。多摩署によると、今年に入って区内で12件の振り込め詐欺事件が発生し、被害額は1971万円に上るという。
【ナイスオン】【バンバン】【ナイスオン】春のコースデビューキャンペーン~4月30日【ブラッサム・ポラリス】4月22日㈪新台入替 |
<PR>
多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|