JAセレサ川崎生田支店がリニューアルし、16日、営業を開始した。開店当日は柴原裕組合長ら7人によるテープカットが行われ、開店を待ちわびた利用客がさっそく同支店を訪れた。
同支店は昨年7月に解体され、これまで西生田の仮店舗で営業していた。
新しい店舗は地上3階建、塔屋1階。従来の店舗と比べて延べ床面積が3割程度広くなった。屋上にソーラーパネルを設置し、室内の照明は省エネ型のLEDを採用するなど環境に配慮した。災害時には地域住民の一時的な避難所として想定され、電源自立型ガスヒートポンプを設置して停電時でも太陽光発電と合わせて最大3・5キロワットの発電が可能という。1回500食を提供できる調理施設も備える。
また県内のJA営業店舗で初めて導入されるエアコンの吹き出し口がない床吹き出し空調が設置される。冷暖房の風が直接体に当たらず、快適な室内環境を提供できるという。室内の温度変化が少ない遮熱・断熱ガラスも使用した。
同支店は統括店として、長沢、百合丘、千代ヶ丘の3支店を統括する。信用事業(貯金)、融資、共済(保険)、営農支援活動が主な業務。
柴原組合長は「セレサとしては一番新しい設計。帰宅難民など避難場所としても想定している。麻生区のセレサモスと連携して炊き出しもできる。地域のための活動の拠点としていきたい」と話した。
利用客として開店日の朝一番に訪れた青柳太弥子さんは「待ちに待った開店。仮店舗は少し遠かったので運動にはなるけれどおっくうだった。明るい建物になってよかった。駅のそばで便利」と話した。
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